浄感寺内長八記念館
松崎出身で江戸時代に左官の名工として名をあげた、入江長八の作品がご覧いただけます。入江長八は、23歳で江戸へ出て、狩野派の絵を学びながら、彫塑の技を修めて、これを左官の業に応用し、漆喰とコテで絵を描く長八独自の芸術を完成させた人物です。
長八は、江戸で精力的に仕事をしていましたが、当時の江戸は火事が多く殆どが焼失し、残った作品も震災・戦火で失われてしまったため、現存する作品は、松崎町に残る作品を除くと、極めて少数です。
記念館は、浄土真宗西本願寺の末寺である浄感寺内にございます。 といいますのも、長八が浄感寺再建(弘化2年)にあたり、江戸から弟子2名を引きつれ、寺内に残した天井絵・彫刻・漆喰細工などが作品となっているからです。
また、平成23年(2011年)に『雲龍』と『飛天の像一対』が静岡県有形文化財に指定されました。
基本情報
名称 | 浄感寺内長八記念館 (チョウハチキネンカン) |
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住所 | 〒410-3611 静岡県賀茂郡松崎町松崎234-1 |
電話 | 0558-42-0481 |
営業時間 | 10:00~15:00 |
定休日 | 水曜日 |
駐車場 | 有り |
交通アクセス | 東海バス松崎ターミナルからのアクセス ・徒歩約16分(約1.3km) 東海バス松崎ターミナルからのアクセス ・西伊豆東海バス「八木山」「雲見入谷」方面行きバス乗車(乗車時間約3分) ・停留所「長八美術館」下車後徒歩約3分 |
予算・入場料など | 大人:500円(中学生以下無料) |
公式SNS | |
公式サイト | https://chouhachi-mh.izu-westwind.net/ |
最終更新日時 | 2022/04/12 22:22 |