伊豆西南海岸 
Izu Southwest Coast

石室神社と熊野神社

石室神社(いろうじんじゃ)について
伊豆半島最南端に位置する南伊豆町石廊崎には港から片道徒歩約20分ほど歩いた場所に石廊埼灯台があり、さらにその奥には、伊豆の七不思議でもある石室神社というところがございます。
今から1300年以上前に建てられた歴史のある神社であります。
現在の社殿は明治34年(1901年)に再建されたものである。
ここでは海上安全や商売繁盛、学業成就の神として祀られている。

●石廊権現の帆柱にまつわる伝説(伊豆の七不思議)
昔、播州濱田港から塩を運んでいた千石船が石廊崎の沖で嵐に遭い、その帆柱を石廊権現に奉納すると誓って祈ったところ、無事に江戸に到着することができた。その帰途、帆柱奉納のことをすっかり忘れていると、何故か石廊崎の沖で船が進まなくなり、天候が急変して暴風雨となった。往路に誓いを立てたことを思い出した船主が千石船の帆柱を斧で切り倒すと、帆柱はひとりでに波に乗り、断崖絶壁(およそ30メートル)を石廊権現の社殿あたりまで、まるで供えたかのように打ち上げられた。同時に暴風雨も鎮まり、船は無事に播州へ戻ることができたという。

野神社(くまのじんじゃ)の由来
その昔、長津呂の郷に住む名主の娘、お静は毎夜、人目を忍んで岬で火を焚き、神子元島にいる漁師の幸吉に「元気に過ごしています」と合図を送っていた。幸吉もまた火を焚いて、お互いの安否を確かめ合っていた。ある日、突然神子元島からの火が途絶え、不安を募らせたお静は意を決し、満月の夜ひそかに小舟を出した。幸吉も石廊岬の火が消え、お静の安否を気遣っていた。そんな時、海を見ると、月明かりの中に小舟が流されている。「もしや、お静さんでは・・・」。力尽きたお静の舟めがけて海に飛び込み、無事にお静を助け出した。その後二人は幸せに暮らしたという。明治3年(1870年)に神子元島に、翌年には石廊埼灯台が建てられました。もとは海上安全守護のご利益のある熊野権現は、お静が火を焚いたところに祠が祀られ、以来縁結びの神として知られることとなった。 明治初期の神仏分離により熊野神社と称するようになった。

基本情報

gite名称 石室神社と熊野神社 (イロウジンジャ クマノジンジャ)
fmd_good住所〒4150156
静岡県賀茂郡南伊豆町石廊崎125
call電話石室神社社務所 0558-65-1064
local_parking駐車場あり(有料)
map交通アクセス伊豆急下田駅から東海バス石廊崎港口行きで40分、石廊崎港口下車、徒歩25分
content_paste備考御朱印を押印される方へ
石室神社にて御朱印を押印される場合
10:00~15:00の時間帯を目安としてください。
天候等によっては御朱印をいただけない場合があります。
※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、当面の間、書置きの御朱印のみの対応となります。
※御朱印帳の記入は行っておりません。
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    language公式サイトhttp://shizuoka-jinjacho.or.jp/shokai/jinja.php?id=4401105
    update最終更新日時2022/04/14 12:40
    http://shizuoka-jinjacho.or.jp/shokai/jinja.php?id=4401105

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