三島神社 夫婦楠
さながら仲睦まじい夫婦のように根がひとつに連なった珍しい楠の巨木には、女神であるとの神秘的な言い伝えが残されています。
【三島神社】
■鎮座地 南伊豆町二條933-1
■例祭日 11月2日
■由緒:創建年月不詳なれとも住古石井加納二條を久田村と称せし頃鈴木主水助なる者勧請すと云ひ傳ふ延喜式名帳所載の伊豆国賀茂郡加毛神社二座の一なるべしと云ふ明治6年9月村社に列す明治45年4月13日村社八幡神社山神社田村神社無格社貴船神社を合祀す
○宮司:飯作 辰也 寄贈(平成5年11月2日)
【静岡県指定文化財:天然記念物 三島神社のクスノキ】
平成14年12月10日、三島神社のクスノキ2本は、静岡県指定天然記念物に指定されました。
本物件は、平安時代のはじめの大同年間(西暦806年~810年)に創建されたものといわれる三島神社の境内に鎮座し樹齢1000年以上ともいわれています。
根株主幹が地上高32cmまで結合しており、眼通りは南東8.3m、北西6.2mほどあり、樹高に至っては約23mに達します。
並立する2本の巨大なクスノキは、静岡県内でも大変貴重なものであり、通称夫婦クスの名称で地域住民はもとより、町の重要な財産として来訪者からも愛されております。