流麗な線の美しさと適格な筆力
白岩山壁画
西伊豆町仁科沢田の船溜まりの北側に、小さな丘を掘り抜いて作られた岩窟があり、その壁面中央に本尊金輪仏頂尊が鉄線描きで描刻され、刻線には墨が入れられており、円形の光背には朱色が施され上部に白岩山の文字が刻まれています。凡庸な作品ではなく、製作年代は鎌倉時代のものと思われるが作者については不明。現在では、破損を避けるため、格子ごしに見ることしかできなません。
西伊豆町仁科沢田の船溜まりの北側に、小さな丘を掘り抜いて作られた岩窟があり、その壁面中央に本尊金輪仏頂尊が鉄線描きで描刻され、刻線には墨が入れられており、円形の光背には朱色が施され上部に白岩山の文字が刻まれています。凡庸な作品ではなく、製作年代は鎌倉時代のものと思われるが作者については不明。現在では、破損を避けるため、格子ごしに見ることしかできなません。